▼ TANGERINE DREAM タンジェリン・ドリーム |
西ドイツのある種のロックバンドで、1970年頃から活動開始。 作品の変遷が大きく、初期と近年では作風がずいぶんと異なる。
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OPTICAL RACE /
オプティカル・レース [1988] ★推薦★
普通の女の子と一緒に聴けるような爽やかな小曲揃い。 本作以降はあまり好ましくない方向の
New Age Music 路線に
走って行くのだが、本作はいい位置にバランスしている。
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THIEF / ザ・クラッカー [1981]
犯罪映画のサントラ。 ハードボイルドな雰囲気のギターがGood。 ごく一部では傑作として定評があるらしい・・・
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TANGRAM / タングラム [1980] ★裏推薦★
"SET1"と"SET2"の2曲構成で、普通の人には少し聴きづらいかも。 絶対に深夜向け。
銀河の辺縁に放り出されるような"SET2"の無責任なラストは圧巻!
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WHITE EAGLE / ホワイト・イーグル [1982] ★裏推薦★
リズムのない陰気な前置きが3分近くも続く1曲目の"MOJAVE
PLAN"は大曲ならではの余裕の構成。
間違っても昼間に聴いてはならない、ハードボイルド系トリップミュージック・・・?
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PERGAMON / (日本未発売?) [1980]
LPの片面ずつを使った2曲構成のライブ。 1曲目は聴かなくてもいいが2曲目が超カッコイイ。 虹色の闇の中をぶっ飛ばせ!
映画音楽「炎のランナー」でアカデミー音楽賞を受賞し、「南極物語」や「ブレードランナー」のサントラでも知られる、偉大なシンセサイザー奏者。
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OCEANIC / オセアニック [1996]
冬の海辺でも聴ける、不思議なアルバム。 音の波に身をまかせ、いつのまにか時間がゆっくりと流れ去って行く・・・
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SOIL FESTIVITIES / 大地の祭礼 [1984]
雨の日に森の中で聴くとよい。 静かに、時には荒々しく、みずみずしい音の奔流。 まさに大地の祭礼である。
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BLADE RUNNER / ブレード・ランナー [1994]
「ニュー・アメリカン・オーケストラ版」と「ヴァンゲリス版」との2つがあるが、ここで推すのは後者の方。
前者は1982年に発売されたが、後者はなぜか1994年まで発売されなかった(※ちなみに2代目RX−7のCM曲は前者の方)。
所々に映画のセリフが入っていて渋い。 1曲目の冒頭は感涙もののカッコ良さ。 ただし、夜に聴くこと。
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▼ Christopher Franke クリストファー・フランケ |
元タンジェリン・ドリームのシンセサイザー奏者。 劇場用アニメ「天地無用
in Love」のサントラで知られる・・・?
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PACIFIC COAST HIGHWAY /
パシフィック・コースト・ハイウェイ [1991]
アルバム名の通りの爽やかな曲が多い。 ただし、クルマの中では7,8,12曲目を抜いて聴いている。
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THE CELESTINE PROPHECY / 聖なる予言 [1996] ★推薦★
同名のベストセラー小説のイメージアルバムらしいが、小説の方はいまだに読んでいない(笑)。
昼夜を問わず樹木がある道路を流すのによく、民間人の男の友人たちにも、とてもウケがよかった。
▼ ASHRA ( Manuel Gottsching ) アシュラ
(マヌエル・ゴッチング) |
西ドイツのある種のロックバンドで、1970年頃から活動開始。 アシュラ
= リーダーのM.ゴッチングと見なして差し支えはない。
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E2-E4 / (日本未発売) [1984] ★裏推薦★
ソロ作品.。 どこかの外国では90年代後期に入って高く評価されているらしい。
約60分をシーケンサーのごとき一定のリズムとロンリーな音色のギターで突っ走る、トランス系の最高傑作。
忘れるな。 意識だけなら、クルマでだって飛べる事を!
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WALKIN' THE DESERT / (日本未発売) [1989]
月の砂漠を行くラクダのように、月夜にはこれをBGMにのんびりと走るのに良い。
曲名が"Two Pianos", "Four Guitars", "Six Voices"などと、ちょっとユニーク。
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かつて世界3大キーボード奏者の一人と呼ばれ(?)、エレクトリック・バイオリンの名手でもある。 バンドの放浪癖があるらしい上に、いつまでたってもニューアルバムを出さない。
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THE GREEN ALBUM /
グリーン・アルバム [1983]
若き天才エディ・ジョブソンが放つ一大コンセプト・アルバム。 プロジェクトバンド
"ZINC" を編成し、ついにヴォーカルを担当。
エレクトリック・バイオリンが唸るっ!!
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THEME OF SECRETS /
テーマ・オブ・シークレッツ [1985]
前作から一転してシンクラヴィアの演奏のみで、氷で作られているかのような幻想世界にリスナーを引き込んで行く。
なるべく夜景が見える道で聴くこと。 夜の雪道にもいい。
▼ Jon Anderson ジョン・アンダーソン |
イエスのリードボーカルとして知られ、その声はヴェルベット・ボイスと形容される。 近年のソロ作品は民族指向・・・?
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OLIAS OF SUNHILLOW /
サンヒローのオリアス [1976] ★裏推薦★
夜の阪神高速湾岸線などで聴けば、満天の星の海に漕ぎ出すかのごとき高揚感。 アルバムの内容は北欧風(?)のファンタジーで、
『高エネルギー100万年の時を超え、3人の若者がサンヒローの地に降り立った。 オリアスが歌うと荒野に木が生えだして
「ムアグレード・ムーバー」という帆船になり、宇宙に飛び立ちなんたらかたら・・・』
というストーリー。
絵本になっているジャケットのアートワークもGood!
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3 SHIPS / 3 SHIPS [1985] ★推薦★
実はクリスマス・アルバムだが、最後にジングルベルが流れてくるまで気づかなかった(笑)。
トラディショナルとオリジナル曲があり、ヴァンゲリスやトレヴァー・ラビンが参加している。
▼ Andy Summers アンディ・サマーズ |
ポリスのギタリストとして有名らしいが、実はよく知らない(ごめん)。
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THE GOLDEN WIRE /
ゴールデン・ワイヤー [1989] ★推薦★
主にギターとサックスによる演奏で、雨の日の朝なんかに聴くと超カッコイイ。
ゲストヴォーカルとしてナジマが参加しているのが1曲あり、知らずに聴くとちょっと驚く。
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INVISIBLE THREADS /
インビジブル・スレッド(アンプラグド) [1993]
John Etheridge
とのアコースティック・ギター・デュオ。 軽快で爽やか。
▼ Mike Oldfield マイク・オールドフィールド |
一般には映画「エクソシスト」のテーマ曲で知られるヴァージン・レーベルの立役者。 ギター「系」の名手で、もちろんシンセも弾く。
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INCANTATIONS / 呪文 [1978]
LP時代は2枚組の全4曲。 1曲目の冒頭のフルートがめちゃくちゃカッコイイ。
女性ボーカルによる歌詞は何かの呪文を詠唱してるらしい。 闇の中で聴け!
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THE SONGS OF DISTANT EARTH /
遥かなる地球の歌 [1994]
宇宙船でめぐる美しき地球紀行のごとき趣。 アーサー・C・クラークのSF小説の音楽化。
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VOYGER / ボイジャー [1996]
ケルト物。 トラシショナルとオリジナル曲を聴かせる。 ヒーリング・ミュージックとしてもいいらしい(←レコード屋でそんな風に書いてあった)
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CYBORG SALLY / サイボーグ・サリー [1995] ★裏推薦★
by Richard Pinhas & John Livingwood / リシャール・ピナス &
ジョン・リビングウッド
エルドンのリーダーとして知られるR.ピナスの復活作品。 深夜の高速道路で、Borg Get On! (笑)。
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AUTOBAHN / アウトバーン [1974]
by KRAFTWERK / クラフトワーク
22分38秒のドライブを描写した音楽で、太陽の下が似合う爽やかさ。 テクノの源流たるクラフトワークの原点ともいうべき作品。
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DRIVE / (日本未発売?) [1994] ★推薦★
by Jan Hammer / ヤン・ハマー
「マイアミ・バイスのテーマ」で有名なキーボード奏者。 ベイエリアをナイトクルージングするのにバッチリ(たぶん)。
特に1曲目は赤面するほどのカッコよさ! 「新ナイトライダー(KNIGHTRIDER
2000)」のテーマを収録。
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CAN'T LOOK AWAY /
キャント・ルック・アウェイ [1989] ★推薦★
by Trevor Rabbin / トレヴァー・ラビン
イエスのギターとして知られるT.ラビンのソロ作品で歌も歌うが、ギターの見せ場は特にない。 フツーにカッコいいロック。
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ONE SECOND / ワン・セカンド [1987]
by YELLO / イエロー
スイスの中年男性コンビ。 中南米風のサウンドが軽やかな、イエローの最高傑作(でも、最近はイマイチだと思う・・・)
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THE CROSS OF CHANGES /
ザ・クロス・オブ・チェンジズ [1993]
by ENIGMA / エニグマ
一頃のグレゴリオ聖歌ブームのきっかけとなったエニグマの、セカンドアルバム。 3作中で最も聴きやすい。 三菱ギャランCM曲収録。
※輸入盤を買っている事が多いので、邦題は一部間違っているかもしれません。
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